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拉薩 (ラサ)

ラサ

ラサの概要

拉薩はチベット自治区の区都で、チベットの政治、経済、文化の中心であるとともに、チベット仏教の信者が目指す聖地でもある。
市内と近郊にある名所旧跡は多く、ポタラ宮、ジョカン、デプン寺、セラ寺、カンダン寺などが特に有名である。
標高3650メートルで、空はどこまでも青く、日差しが強いため、人々は黒く日焼けしている。
7世紀中ごろ、吐蕃部族の首領、松賛干布(ソンツェン?ガンポ)がこの地を治め、641年、統一を果たした後、唐王朝の文成王女を妻にめとり、王女がチベットに入った後、湖を埋め立てて、廟を建てた。
この廟が、大昭寺(ジョカン)だといわれている。

ラサの見所

ポタラ宮(布達拉宮)

7世紀に創建されたと伝えられるラサ(拉薩)のポタラ山にあるチベット仏教の寺院、宮殿。歴代ダライラマの宮殿として扱われ、重大な宗教、政治式典はここで行なわれた。1959年までは、チベットの宗教、政治の中心であった。現在の壮麗な大宮殿は50年余りの歳月をかけて17世紀に造営されたもの。ユネスコの世界遺産としても登録されている。

大昭寺(ジョカン寺)

ラサの中心にある大昭寺は7世紀中頃に建てられた、仏教信徒が憧れる巡礼の聖地で、チベット人なら一生に一度は訪れたいと願う寺である。千年以上の歴史を持つ大昭寺はポタラ宮と共に、チベット族の重要な宗教活動の場で、中国国家級の文物として保護されている。現在、世界文化遺産に申請する準備として、大昭寺とその付近の大規模な修復を行っている。正殿には文成公主が長安から持ってきた釈迦牟尼仏金像が置かれ、正殿両脇の配殿には松賛布、文成公主とネパールの尺尊公主の像が置かれている。境内は唐代の世にも珍しい文化財が沢山あり、回廊と宮殿の壁画には歴史上の人物を神格化した故事が描写されている。

ノルブリンカ

市の中心部から西へ3キロほどの郊外に広がる総面積36万平方メートルの公園。チベット語のノルブ(宝石)とリンカ(苑)から「宝石の園」という意味がある。18世紀にダライ?ラマ7世により造園され、のちに歴代のダライ?ラマが避暑に使った夏宮となった。園内には幸運宮、全能見宮、池の中に建つ湖心宮、ダライ?ラマ14世の住居であったタクタンポタンなどがある。タクタンポタンは1954年に建てられた「永久不変の宮殿」と呼ばれる瀟洒な2階建ての建物。内部には謁見室、書斎、仏間、バスルームなどがある。現在ではノルブリンカは、ラサ市民の憩いの場となっている。

八角街(バルコル)

ラサの旧市街の中心部にある。八角街とは巡礼環状路を意味し、大昭寺の中を一巡する道をナンコル、街を囲む道はリンゴルと呼ばれる。八角街はラサ市で唯一の商店街で、日本の門前町のような所でチベットの伝統的な住居や市街が昔のままに保存されている。細工物、日用雑貨、骨董品、チベットの民芸品などを扱う店が軒を連ねており、ショッピングに最適な場所だ。チベット仏教の信者は、八角街の道を五体投地をしながら、またはマニ車をまわしながらこの聖なる道を右回りに進んで行く。五体投地とは、全身を地面に投げだす祈りの方法。念仏をとなえながら回すマニ車は巻き紙状の経文が入った筒で、その筒を一回転すると1回経を読んだことになる。

色拉寺(セラ寺)

ラサ市の中心部から北へ約8キロに位置するセラ寺は、ガンデン寺、デプン寺と並びラサ三大寺院の一つである。1419年、チベット仏教のゲルク派(黄教)の創始者ツォン?カパとその門弟ツォチェン?チュジェによって建立された。500年以上の歴史を持ち、かつては仏教大学であったため、町の中心からは離れた場所に建てられている。境内には本堂、大集会場、異邦堂、下方堂、真言堂の他、僧たちの居住する僧房が建ち並ぶ。明治から大正時代にかけて、日本の仏教学者河口慧海と多田等観の2人が滞在し、修行をしたことでも知られている。

小昭寺(ラモチェ)

ラサの北部に位置する大昭寺と並ぶ古い寺で、重要文化財に指定されている。
唐代の文成公主が内地の建築師を招いて作らせた寺なので、その建築様式は、唐代の特徴を残している。
火災で何度も焼失し、現存するものは立て直されたものである。
現在の本尊は不動金剛像であるが、かつての本尊は、現在大昭寺に安置sれている釈迦牟尼像であったと言われている

哲蚌寺(デプン寺)

ラサの西北部に位置するチベット仏教格魯派(ゲルク派)の寺院。
格魯派三大寺院のひとつであり、歴代ダライラマの主寺である。
果芒、羅色林、徳央、阿巴の4つの札倉(学院)から構成されており、僧侶の数が7000人を超えるチベット仏教最大の規模である。
ダライ?ラマ3世とダライ?ラマ4世の霊塔があり、ショトゥン際のときだけ公開される。

甘丹寺(カンデン寺)

ラサの東に位置する  チベット仏教格魯派(ゲルク派)六大寺院の総本山。
1409年、格魯派の創始者であるツォンカパによって建てられた。
夏孜、緯孜の2つの札倉(学院)から構成されており、僧侶の数は3300人という規定がある。
後にラサに哲蚌寺と色拉寺が建てられ、合わせて三大寺と呼ばれるようになった。

チベット博物館

チベット博物館は、チベット自治区成立30周年を記念するチベット支援62項プロジェクトの一つとして計画され、中華人民共和国建国50周年記念?チベット民主改革40周年にあたる1999年10月、ラサ市ノルブリンカ東南角に落成開館した。
敷地総面積53,959平米、建築総面積23,508平米、展示ホールは10,451平米に及び、中軸線に沿ってホール、主要展示館、文物庫が配され、チベットの伝統建築に現代建築の実用性をとり入れた独自の建築様式を呈している。

羊卓雍湖(ヤムドゥク湖)

神が宿ると信じられているチベット4大聖湖の1つの、神秘的な湖で、人々の祈りの対象になっている。
湖の名前は”トルコ石の湖”という意がある。
湖畔には小さな集落があり、湖の周辺に定住する人や遊牧民は少なくない。

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